Edwardian Diamond & Platinum Cross Pendant エドワーディアン ダイヤモンド クロス ペンダント
¥50
SOLD OUT
この素晴らしいプラチナ細工に彩られたダイヤモンドのクロスのペンダントは、20世紀初期にに製作されたものです。100年余り前の素晴らしいコンディションが保たれています。
このクロスは、コレットセットしたオールド・ヨーロピアンカットダイヤモンド12石で構成された十字の周りを、プラチナのフレームが装飾し、スタイリッシュなクロスペンダントに仕立てられています。
それにしても、プラチナの繊細な細工が素晴らしい! よく見ると、コレットセットしたダイヤモンドの周りに空間を作り、ダイヤモンドが浮いているように作られています。そして空いているプラチナの隙間にローズカットダイヤモンドを入れ、クロス全体が輝くように装飾されています。
並べられたダイヤモンドは0.1ct余りの大きさで、横から見ると土台部分より少し高い位置にセッティングされています。周りの空間にできる影と対比され、立体感が生まれ存在感が増しています。ベースになるクロス部分には、わずかにアール(曲線)が付けられ、先端は沈み込むようなラインになっています。
肉眼では気が付くのが難しいような、小さな部分の隅々まで精巧な装飾をするのは、職人の優れた技量があったからですが、20世紀初頭のこの時代では、この位の仕事をするのが、むしろ当たり前だったのです。たとえば現代の高級料理店でシェフや板前さんが料理をお客に出す時に、決して手を抜いたものは出さないと同じように、当時の宝飾美術職人にとってはこの位の仕事をするのは当然のだったのです。素晴らしい!でも考えてみれば、今では再現が難しい宝飾技術をもった職人が大勢いたという事実も凄いことですね。
見た目よりも軽やかで、それでいて高級感を感じさせる素晴らしい質感。身に着けるととてもモダンでスタイリッシュ。センスの良さを感じさせます。
宝飾品として、見事というしかありません。
動画はこちらから https://www.instagram.com/p/CpzdvzjgRpP/
製作年代:1910年から1920年代
製作国:イギリス(推定)
素材:ダイヤモンド、プラチナ
サイズ:縦5.0cm(バチカン含む) ×横2.9 cm