French Gold Fob Pendant フレンチ ゴールド フォブ ペンダント
¥50
SOLD OUT
2つの花で飾ったこのペンダントは当時としては珍しいフォブのスタイルで、下部が回転するように作られています。一つの面はプレーンのままですが、表の面にはイニシャルのモノグラムがインタリオされています。
トップにクラウンを載せたこのモノグラムは、AとMの組み合わせのように見えますが、もう一つ何かが含まれているようにも思えます。この様な美しいモノグラムは、アンティークジュエリーの大きな魅力の一つですね。
上部の華やかな装飾は、様式化された草花のデザインがフランスらしい優雅さをかもし出していて、たまらなく素敵です。花びらの表現、ラインの一本一本、どこを見ても綺麗です。ゴールドの表面にあしらわれた小さな模様にも、無意識の美への探求心を感じさせられます。
裏面にも同じように装飾が施されていてなんとも素晴らしい。
ー時代背景ー
19世紀末から20世紀初頭のフランスでは、様々なゴールドジュエリーが数多く作られています。ゴールドをたっぷり使った重厚なアール・ヌーヴォー様式やルネサンス・リバイバルデザインのジュエリーは、中世の建造物のレリーフのような芸術性を持ち、隅々まで美しく表現されています。一つ一つの造形と全体のデザインバランス、そして表面処理の巧みさを見ると、当時のジュエリー美術職人が芸術家集団の中に属していたことがわかります。19世紀に花開いたフランス芸術の世界の中に、ジュエリー美術が含まれていたということです。
その頃のジュエリーは、基本的には伝統的なヨーロッパ装飾のデザインがベースとなっており(アール・ヌーヴォーデザインを除けば)、重厚でロマンティックなデザインが流行しています。この様なゴールドジュエリーは、アール・ヌーヴォーの終焉と時を同じくして、プラチナジュエリーにとって代わっていくことになります。
このペンダントは、シンプルな洋服の上に着けるとエレガントな装飾が際立ち、その美しさがあなたを引き立ててくれます。
普段からアンティークジュエリーを気兼ねなく楽しむことができる、フランス好きの方にお勧めのペンダントです。
質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。
動画⇓
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製作年代:1900年頃
製作国:フランス
素材:18Kゴール
サイズ:3.7cm × 2.4cm 19g
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