Marvelous Edwardian Diamond & Pearl Brooch エドワーディアン パール & ダイヤモンド ブローチ
¥50
SOLD OUT
見よ!この素晴らしい作りを!!
大きく画像を引き延ばしてみれば、ジュエリーのクオリティーは明らかです。
アンティークジュエリーの世界では、1900年頃からアール・デコの以前の、プラチナを使ったジュエリーのことを主にエドワーディアンジュエリーと呼んでいます。
イギリスのエドワード王の時代が、1901年から1910年なのでだいたいその辺りに作られたものがそう呼ばれているわけです。プラチナがジュエリーに使われるようになるのが20世紀になる数年前で、アール・デコのデザインが1920年代に主流になっていったので、20世紀初頭の、20年余りの間に作られたジュエリーがエドワーディアンジュエリーというわけです。
フランスではもう少し広い範囲で、19世紀の終わりから20世紀初頭をベル・エポックと称し、ジュエリーもそう呼ぶことがあります。
プラチナは、ジュエリーの歴史を変えた大きな素材で、プラチナでダイヤモンドをセッティングすることによって繊細で軽やかに白く輝くジュエリーを作り出しました。
それ以前の、シルバーが使われた重厚なジュエリーは、20世紀初頭の最初の十年で姿を消していきます。
時を同じくして、女性のドレスが軽やかになっていくのはとても興味深い一致です。社会変革と共に機能性が求められ、貴族社会の様式の変化が否応なく訪れた時代です。プラチナを使ったジュエリーを製作したのも、そういった時代の変革に即したものなのですね。
さてこのブローチ。パールを中心に横長にデザインされたとても立派な作品です。19世紀まではゴールドの土台の上にシルバーを張り合わせてダイヤモンドをセッティングしていましたが、シルバーに変わりプラチナを使った時代の物で、製作されたのは1910年前後です。
シルバーよりも硬く、変色もしないプラチナはダイヤモンドをセッティングする格好の素材。
しかしこの時代以前は、融点が高いプラチナを扱うの難しかったのですが、ガスバーナーなどの技術革新で上手く加工することが出来るようになり、シルバーからプラチナへ転換してい行ったのです。シルバーよりも固いプラチナを使うことで、シルバーでは出来ないほど繊細な細工を施し、ダイヤモンドを隅々までセッティングすることが可能になりました。
このブローチのダイヤモンドのセッティングの凄さや、全体の繊細な仕上げ、そして醸し出す高貴な雰囲気。やはりこの時代のプラチナ加工は、史上最高のクオリティーです。
そしてこのブローチは、その中でも相当高いレベルの出来栄えといって間違いありません。
実物は画像で見るよりも遥かに繊細で美しい!
製作年代:1910年頃
製作国:イギリス
素材:天然真珠、ダイヤモンド、ゴールド、プラチナ
サイズ:1.5cm×7.5cm
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