0.6カラット余りのクッションカットのダイヤモンドを中心に、
大小の百合を放射線状に連ねたデザイン。
ゴールドの装飾がとにかく美しい。素晴らしい。
このように立体を美しく表現できるのは、
ジュエリーの加工技術を習得した”芸術家”、彫刻家”といっていい人達。
ちなみにこの百合の花一本は約1センチ。
この大きさの中にこれほどの美しい装飾が施されているのです。

クラウンが長いオールドカットのダイヤモンドは、
花のような形の枠で留められています。
ブローチの外周は緩やかに先端が下降させてある形状。
表面全体に細やかな模様が付けられており、
表情が生まれ作品全体の雰囲気が増しているのがわかります。

中心のダイヤモンドは高い位置に留められていて、
かなり大きさを感じさせます。
透かしになったゴールドの装飾の中心に、
ギラっと光る大粒のダイヤモンド。いいですね！

バチカン部分を取り外してブローチとして使用することができます。
（オリジナルピンが欠損していたため製作中）
男性も女性も身に着けることができるデザインです。

フランスのジュエリーが放つ重厚な中にも優雅な香りが漂う、
ヨーロッパの歴史を感じさせるデザイン。
そのクオリティーに心がときめきます。
見たら間違いなく手に入れてくなる魅力的な作品です。
動画
https://www.instagram.com/regard_ajewellery/p/DGNFSZjywB_/?img_index=4


制作年代：19世紀中期から後期
制作国：フランス
素材：ダイヤモンド、18Kゴールド
サイズ：直径2.8センチ、バチカン含め4.3センチ
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