Louis Wiese "Winged Dragon entwined with Snake" ヴィエーズ シルバー ドラゴン ブローチ
¥50
SOLD OUT
アンティークジュエリー好きの人には、
それぞれ憧れのジュエリーや作家がいると思いますが、
Wiese ヴィエーズ(Wieのeの上に`、アクサン・グラーヴ)に
憧れている方も多いでしょう。
長年アンティークジュエリーに触れている方は、
ヴィエーズの作風の特徴を知っていているかもしれませんが、
手に持ったことのある人は多くないはずです。
数が少ないうえに高価で、日本では余りお目にかかれないからです。
Wieseの作品は、Julesと息子のLouisの二人の作品が残されています。
1818年生まれのジュールは、ベルリンの宮廷金細工師ヨハン・ゲオルク
の弟子としてキャリアをスタートし、
数年後パリに出てフロマン・ムーリスの工房で働き、トップになっています。
1844年に独立し自身の工房を構え、
フロマン・ムーリスから多くの製作委託を受けています。
それらの作品は、パリ万博で賞を受賞しており、
現在も大英博物館などに所蔵されていています。
作品にはフロマン・ムーリスのサインと共に
ジュール・ヴィエーズのメーカーズマークも刻印されています。
ネオ・ゴシック、ネオ・ルネサンス様式の、
重厚な三次元で立体的なジュエリーは、すぐそれと分かるほど特徴的です。
1880年頃から息子のルイに工房が引き継がれ、
この頃の作品には裏側にWIESEのスタンプとルイの
オリジナルメーカーズマークが打たれています。
親子が工房にいたこの時代の作品には、
それぞれのメーカーズマークの他に
WIESEのスタンプが押されているようです。
ご紹介のこのブローチは、蛇と対峙するドラゴンが描かれた作品で、
おそらく1890年頃の物と思われます。
資料を読むと、この時代のルイが製作したこのタイプの作品は、
1880年頃にジュールがデザインしたものが製品化されているようです。
裏側にWIESEのスタンプ、ブローチピンのストッパー部分に
ルイ・ヴィエーズのメーカーズマークが打たれています。
画像でも分かるように、彫刻のように分厚い立体作品で、
重さが16gあるので、ずっしりときます。
動画 https://www.instagram.com/p/C187zt0yjWU/?img_index=1
今にも動き出すような躍動感を感じさせる素晴らし出来栄えで、
見ていても触っていても楽しいブローチですが、
4cmほどの大きさですから着け易く実用的です。
コレクターにも満足のヴィエーズ作品を手に入れてください。
◯製作年代:1890年頃
◯製作国:フランス
◯素材:シルバー
◯サイズ:2.3cm×4.0cm、16g
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